県道2号宇都宮栃木線 実地調査

 

はじめに

 

目的

実際に自分の足で走ることによって、県道2号宇都宮栃木線に対しての理解を深める。

 

概要

自転車を使用して、県道2号宇都宮栃木線の全線を走る。必ずしも起点から終点まで連続して走る必要はなく、調査が終了した時点で全線の走行ができていればよい。必要があれば、適宜休憩を取る。

 

県道2号宇都宮栃木線の基本データ

県道2号宇都宮栃木線は、宇都宮市から壬生町を経由して栃木市に至る道路である。始点・桜2丁目〜睦町と平柳町〜終点・万町交番前を除いて大部分が4車線化されている。

栃木市以南は栃木バイパス、及び県道11号・県道9号が連結している。さらに埼玉県加須市で国道354号とも繋がるため、県道2号とこれらの道路を合わせて宇都宮市・古河市を結ぶ国道4号の裏道という役割もある。

 

総延長 : 26.626km

実延長 : 24.529km

起点 : 栃木県宇都宮市桜3丁目(桜2丁目交差点)

終点 : 栃木県栃木市万町(万町交番前交差点)

別名 : 桜通り / 栃木街道 / 壬生バイパス / 惣社バイパス

 

現地調査

 

平柳町東口交差点 〜 終点・万町交番前交差点

 

写真1 : 壬生町・栃木市境

 

写真1は、壬生町・栃木市境の標識である。川を渡るために高い位置を走るが、側道・歩道があるので安心して走ることができた。しばらく道なりに進み、平柳町東口交差点で斜め左に曲がった。平柳町東口交差点には、やよい軒・ドンキホーテ・ヨークベニマルなどがある。

平柳町東口交差点をそのまま直進すると、県道309号栃木環状線に変わる。県道309号は栃木市の北西外円を走るバイパスで、栃木バイパスと呼ばれている。また、市街地から放射状に伸びる多数の道路と交差している。

 

写真2 : 日の出町交差点

 

平柳町東口交差点から終点・万町交番前交差点にかけて、鬼のように道路が狭いところがあった。途中、東武日光線の線路を渡った。写真2は、日の出町交差点にあった標識である。

この日の出町交差点は、県道44号栃木二宮線の始点である。県道44号栃木二宮線はここから始まり、東に向かって下野市小金井で国道4号に合流する。1kmほど国道4号と重複したのち別れ、さらに東に向かい旧・二宮町に至る。

 

写真3 : 万町交番前交差点

 

写真3は、終点・万町交番前交差点の標識である。万町交番前交差点は、県道2号宇都宮栃木線、県道3号宇都宮亀和田線、県道11号栃木藤岡線の起点となる重要な交差点である。

 

写真4 : 蔵の街広場

 

写真4は、万町交番前交差点横の蔵の街広場である。休憩スペースのような印象を受けた。休憩できるベンチと、栃木市の歴史などの展示があった。ここで県道2号は終わったので、休憩のため県道11号で栃木駅へ向かった。

 

万町交番前交差点 〜 平柳町東口交差点

 

写真5 : 栃木駅北口

 

写真5は、栃木駅北口である。途中、歩道が土でまみれていたり、広場が家電などのごみ置き場になっている光景を見た。また、片付けや消毒などにより一時的に閉店している店舗が多数あった。先日の台風19号で市内およそ1万4千棟が浸水被害に遭ったそう。栃木駅北口の地面も茶色かかっていた。

栃木駅北口のロータリーを一周し、小山市からの県道31号で大平山方面へ。途中、右に折れて栃木西中学校の横を通った。校庭に自衛隊の車が何台もとまっており、多くの人が作業をしていた。片柳5丁目交差点を右折し、県道309号(栃木環状線)でジャスコ(イオン)方面へ。

途中の「らーめん剣豪」というお店で食べることにした。すぐ横には焼きそばで有名な「大豆生田」がある。

 

写真6 : 鶏しょうゆら〜めん(700円)

 

写真6は、鶏しょうゆら〜めんである。日曜だが並ばずにカウンターに座ることができた。運ばれてきた瞬間から、会津鶏のすばらしい香りが広がった。短い茹で時間の自家製細ストレート麺と、スープそして具材のコンビネーションが見事だった。店主は下野市の竹末食堂の出身だそう。竹末らしさ・オリジナリティが両立していた。

 

写真7 : 錦着山付近の県道2号

 

写真7は、錦着山(標高80m)付近の県道2号である。少し南の大平地区は大きな被害を受けたようだが、このあたりもかなりの被害を受けたと感じた。歩道は土で茶色になっている。車道にもうっすら土があり、それが風で舞い上がって目に入って涙が出た。

 

写真8 : 平柳町東口交差点

 

写真8は、平柳町交差点の標識である。旧道に乗るためにバイパスから分岐した地点に戻った。

 

写真9 : 平柳町歩道橋

 写真9は、平柳町歩道橋である。宇都宮まで25km、壬生まで7km、国道352号まで7kmである。

写真10 : 惣社付近の県道2号

 写真10は、惣社付近の県道2号である。国府町交差点から思川まで、見通しのよい直線が続いている。自動車で走ると気分がいいが、自転車だと一向に景色が変わらず絶望さえ感じる区間であるといえる。

写真11 : 栃木市・壬生町境

 写真11は、栃木市・壬生町境の標識である。この区間は道路が立体になっているが、徒歩・自転車でも安全に通行できるようになっている。

写真12 : 思川と日光連山

 写真12は、県道2号から見る思川である。天気のいい日には、川の向こうに男体山をはじめとする日光連山が見える。川幅が広くカモ・カラスの棲家となっている。電柱などに多くのカラスがとまっており、タイミングが悪いとアレが上から降ってくる可能性がある。自転車の時にそうなったらこの世の終わりである。

写真13 : 県道18号との交差点

 写真13は、県道18号小山壬生線との交差点にある標識である。その下には、E50 北関東道の標識もある。このナンバリング(E50)は、利用者にわかりやすい道案内をすることが目的である。高速自動車国道、重要な幹線道路につけられている。

 その番号は根幹的な路線の既存の国道番号がもとになっている。たとえば、E1は東名高速・名神高速、E4は東北自動車道、E50は北関東自動車道など。また日光宇都宮道路にもE81の番号がついている。

話が逸れた。

写真14 : ラーメン二郎栃木街道店

 写真14は、県内唯一の本家二郎であるラーメン二郎栃木街道店である。大きな真黄色の看板と、その下の「ニンニク入れますか?」という言葉がが強く印象に残る。もちろんニンニクは入れる。2019年9月9日に初めて食べた。詳しくは こちら を参照されたい。

写真15 : 本丸1丁目交差点

 写真15は、本丸1丁目交差点の標識である。このあたりが、いわゆる壬生市街地である。なぜ県道2号側に国道352号の標識があるのかは不明である。

 交差する国道352号は、新潟県柏崎市と栃木県上三川町を結ぶ。新潟県長岡市内には未開通区間が残っている。また新潟・福島県境付近は、豪雪地帯のため冬は通行できない。新潟県魚沼市から福島県桧枝岐村までは、県境付近で急カーブが連続し俗にいう酷道(こくどう)としても知られている。

写真16 : 壬生中学校前歩道橋

 写真16は、壬生中学校前の歩道橋である。壬生中学校の少し北を黒川が流れており、このあたりも台風19号で大きな被害を受けたそう。

写真17 : 黒川

 写真17は、県道2号から見る黒川である。黒川(利根川水系)は日光市南部の山を源流とし、壬生町・栃木市境で思川に合流する。川沿いには黒川の里ふれあいプール、桜の名所として知られる東雲公園などがある。

写真18 : おもちゃのまち交差点

 写真18は、おもちゃのまち交差点の標識である。近くには壬生ICそして壬生SA(みぶハイウェーパーク)がある。また、商業施設が立ち並びもうひとつの市街地とも言える。コストコができると話題になっているのもここの少し東である。

 おもちゃのまちという地名だが、ただの愛称ではなくおもちゃのまち一丁目から五丁目まで町丁名になっている。1960年代におもちゃ工場が相次いで誘致され、おもちゃの工場団地が造られたことが由来となっている。「おもちゃのまち」とすべて平仮名なのがポイントである。

写真19 : 姿川

 写真19は、淀橋南交差点から見る姿川である。姿川は利根川水系思川支流の一級河川である。宇都宮市新里町の鞍掛山から流れ出る沢が源となっている。宇都宮市から壬生町・下野市を流れ、小山市で思川に合流する。流域には大谷石で有名な大谷地区がある。

 2015年9月の台風18号では、大雨の影響でこの近くにある東武宇都宮線の橋の土台が流された。姿川が増水した時のための水路があったが、増水によりその水路そのものが流されたとされている。

 また、この淀橋南交差点が壬生町・し宇都宮市の境になっている。交差点が変わった形で、宇都宮市の標識が非常に撮影しづらい場所にある。普通に走っていては気づかないだろう。

写真20 : 西川田付近の県道2号

 写真20は、西川田付近の県道2号である。淀橋南交差点から西川田本町交差点まで国道121号と重複する。国道121号は、山形県米沢市から福島県会津若松市・栃木県日光市を経由して栃木県益子町へ至る国道である。

写真21 : 西川田本町交差点

 写真21は、西川田本町交差点の標識である。西川田本町交差点では、宇都宮環状線 ( Utsunomiya Ring Road ) と交差する。環状線の総延長は34.4kmで、路線距離34.5kmの東京・山手線とほぼ同じである。宇都宮環状線は、新4号国道・国道119号・県道3号・国道121号で構成されている。

 また東北自動車道・鹿沼ICの標識もあるが、すぐ近くにあるわけではなく、鹿沼ICへ繋がる宇都宮鹿沼道路(さつきロード)があるという意味である。通行料金は普通車が160円である。

写真22 : 滝谷町交差点

 写真22は、滝谷町交差点の標識である。滝谷町の南西部にあるここ滝谷町交差点は、市街地南西部の重要な交差点である。宇都宮環状線開通以前は、市南部から鹿沼ICに向かうにはこの交差点を通る必要があり凄まじい渋滞が発生していたそう。現在も混雑している交差点である。

 また、滝谷町交差点は県道6号宇都宮楡木線の起点でもある。宇都宮市と鹿沼市を結ぶ県道6号は、宇都宮市側では市街地と鹿沼ICを結ぶ役割を担っている。滝谷町から鹿沼ICまで4車線で、道路がいいので宇都宮ICよりも市街地へのアクセスがいいといわれている。その功績を称え、鹿沼インター通りという愛称が与えられた。

 そして、右折すると「平成通り」と呼ばれる道路になる。平成通り=県道46号なのかは調べてもよくわからない。しかし平成通り≒県道46号という認識で問題ないと思われる。

写真23 : 県立博物館東交差点

 写真23は、県立博物館東交差点の標識である。付近には栃木県中央公園、栃木県立博物館、そして県立・私立高校がある。この交差点の信号は歩車分離式で、高校の目の前のため朝の歩行者青の時間帯はまさにカオスである。

 また、県道4号宇都宮鹿沼線の起点でもある。県道4号は宇都宮市と鹿沼市を東西に最短距離で結ぶ道路である。交通量が多いが、片側1車線の区間もあり渋滞が頻繁に発生する。また最短で結んだためか起伏が激しく、自転車で走るといいトレーニングになる。

 反対に右折した先はいちょう通りと呼ばれ、JR宇都宮駅南で県道1号となる。そしてその県道1号は、国道4号との交差点である平松町交差点で国道123号と重複する。片側2車線であるものの、JR線路付近などで左折レーン・右折レーンがあるので走るのが難しい。

写真24 : 桜2丁目交差点

 写真24は、桜2丁目交差点の標識である。県道2号の起点となっている。左折すると、県道70号宇都宮今市線となる。県道70号は宇都宮市街地と大谷観音を結ぶことから「大谷街道」とも呼ばれることが多い。

 県道2号は、この桜2丁目交差点で終わる。この先の道路は、東武宇都宮からくる国道119号となって今市・日光に向かう。国道119号は、日光街道に沿って日光市と宇都宮市を結ぶ道路である。川田入口の少し北の西原交差点で、国道4号と分岐するような形で始まる。今市〜大沢間は、日光杉並木として有名である。

県道2号宇都宮栃木線の全線を走行した。

結論

 

非常に楽しいサイクリングとなった。

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